投資の木の育て方

投資の木の育て方 人気ランキング : 37005位
定価 : \1,470
販売元 : ランダムハウス講談社
発売日 : 2006/09/07
発送可能時期 : 通常4日間以内に発送
価格 : \1,470

成長市場全体にに投資するのがポイントです。

著者は株式において個別銘柄で市場平均を超えるパフォーマンスをたたき出すのは困難と言っています。すなわち成長市場のインデックスファンドに投資しろということです。このことは格段目新しいことではないのですが、その成長市場の見極め方が斬新でした。
結論を言うと購買力がある40から45歳の人口が増える市場(国)が成長を期待できるということです。すなわち日本株式では団塊ジュニアが40から45歳になる2015年まで、BRICsでは今後その年代が増加するインド、ブラジルが有望とのことです。ちなみに中国では現在がピークでロシアは既に減少(衰退)しているので、あまり成長は期待できません。
なおBRICsのような新興国では高度成長市場から安定市場に移行する(衰退ではありません)時に株価が飛躍的に上がるので、そこが狙い目らしいです。
また、個別企業で言うと新技術、電化製品などの普及率が5から30%が、過当競争も無く一番利益率が高く、株価も上昇しやすいとのことでしたが、これは世の中を変えるくらいの革新的なものでないと駄目なんで、どの製品に着目するか見極めが必要に思えました。

これはこれで面白い

人口動態をベースに将来有望な市場への投資を、騰落レシオで投資タイミングを計る
という独特の内容ですが、なかなか面白いです。

確かに、ETFを騰落レシオで判断して売買すれば負けない投資は可能かも。

個別銘柄や、投資信託に関する本は巷にあふれていますが、市場平均に対するタイミ
ング投資の本は他にないので、読んでおいて損はないかと思います。

株式投資をする前に読むと良い本かも・・・

著者の木下氏の講演を聞き、名刺交換した際に著者本人から薦められた本である。
文章は非常に平易な言葉で書いてあり、すいすい読める。

要旨は以下のとおり
・集団の知恵の集結と言える「市場平均」を頼りにする。
・売買の加熱度を推し測る「騰落レシオ」を活用する。
・投資すべき業界は「小売」「不動産」「金融」。
・これらを実践しようと決断できる人はあまり多くない。

全体を通じて、事実をもとにした分析に基づいているため、納得できる内容である。
著者が薦める投資法を採用するかどうかは別にして、読んで損はない本である。

“投資”の教本になりました

著者は前作(『誰もが株で幸福になれる黄金の法則51』 )での分かりやすい投資の切り口や、メルマガでの時事ネタの読み方など私たち個人投資家にとって、たいへん親しみやすい存在です。
今作では個別株投資は上級者向けと言い切り、巷にあふれる「誰でも・・」「○億円に殖やす」などの著作とは異なり、最大公約数的な投資の知識・コツに加え、本当の「投資」を教えてくれます。
特に、(1)株式市場の動向(2)分析手法(3)売買タイミングを「これだけ知っていれば大きなアドバンテージになる」と言い切り、軸のぶれない投資姿勢を示しています。市場平均(日経平均)を上回ることはファンドマネージャーですら難しいのであり、圧倒的に情報量の劣る我々は、いかにリスクを減らしながら、(4)時間を味方につけつつ殖やしていくかについて書かれた良書です。
この(1)?(4)の知識をもとに、自分なりのポートフォリオ作りで、日々の株価に一喜一憂することのない投資スタイルを実現できそうです。