損をして覚える株式投資

損をして覚える株式投資 人気ランキング : 3997位
定価 : \714
販売元 : PHP研究所
発売日 : 2005/11/16
発送可能時期 : 通常4〜5日以内に発送
価格 : \714

邱永漢、年老いたり!

素晴らしい本で、投資に関するダイヤモンドのような警句に満ちている本なのですが、いただけないところが3つある。一つ目は「これからは日本ではない。中国だ」とやたらと中国投資を煽る点。共産党一党独裁の専制国家が日本より未来があるかのごとき吹きまくる著者の姿勢は「あばたもえくぼ」以外のナニモノでもない。2つ目は「どうしてそんなに中国、中国というのですか。インドもあるじゃないですか。ベトナムもあるでしょう」という極めてまっとうな疑問を「ただの思いつき」だの「真剣に投資を考えている人は、中国株投資で頭がいっぱいで余計なこと(インド、ベトナムなど)には頭が回らないはず」なんて、トンデモないことを言う点。三つ目はバブルで日本人が海外不動産投資に失敗したことを、あたかも島国国家日本のDNAに原因があるかのごとき妄説を偉そうに吐き散らかしている点。バブルはアメリカにもあったし英国にもあった。フランスにもあったし、オランダにもあった。みんな海外投資に失敗して大損している。中国人だって大損している。そもそも中国人が4千年の歴史的経験を積んだしたたたかな賢い民族なら、共産主義国家に転落することもなかったし、日本に侵略されることもなかったろうし、欧米に半植民地化されることもなかったでしょう。文化大革命なんてヴァカな政策も取らなかったでしょうし、大躍進政策なんてしなかったでしょう。「世界は常に中国を中心に回っている」とシナ人である邱永漢が思うのは勝手だが、説得力は全くないことも知っておくべきだな。邱も老いたということか。

株の神様のアドバイス

株の神様の過去の経験談を交えた、アドバイス本。
実際に儲けている人の実体験から出た話なので
説得力があり 「なるほどね?」と思えます。
時代はやはり日本より中国という所は微妙な気がしますが。

読むほどに味のある内容

著者らしい本のタイトルである。他の作家や評論家では、このような真意をついたタイトルをつけるのは、なかなか難しい。
内容は、これまで著者がいろんな場面で言ってきた基本的な事項をわかりやすくまとめたものである。
はじめ株式投資をしようとする者にとっては、株式投資についてどのように考え、向かえばいいか、その基本的なことが理解されるであろう。
また、幾つかの著作を読み、株式投資を経験してきたものにとっては、
まったくそのとおり。わかっているけど、また欲かいて失敗したとうなづく場面が少なくないのではないか。
自分の失敗を披露するのはなかなかできないことです。その背景には、もちろん著者の長年の経験と大きな成功があるでしょうが、それ以上に人間の考え方や行動に対する見方や分析という小説家らしい邱永漢氏の独特で鋭い視点があるのでないかと思います。

値段相応の内容。 初心者向き

薄くて短いのですぐ読んじゃいました。


著者が、どのようにして株を始めたのか、そして、どのように株の世界を分析するのか、を当たり障りのない程度に紹介しています。ほんとうに、当たり障りが無くて、特に新しいことや、裏技を学べるという訳ではありませんので、具体的な指南書ではなく、「株式投資」のからくりとは?という部分を簡単に説明してくれています。


昔は、怪しげなおじさん、と思っていましたが、この本を読んで、とても頭のよい方だな、と思いました。あまり難しい言葉を使わず、株にまつわるあれこれをエッセイ風にまとめてあります。あきさせない程度に興味深い実話なども差し入れてあります。

株式をはじめようと思っている方には多少参考になるかもしれませんが、突っ込んだ内容ではなく、表面的な説明に終始しているので、株をすでに始めている方にはあんまり学ぶことはないかもしれません。

自慢話と失敗談がバランスよくちりばめられているので、適度に警告してくれているのは良心的。

この本を読んで初めて知ったのですが、この著者、実は小説家だったのですね。賞もいただいているようです。読みやすさの秘密はそこらへんにあるのかもしれません。