投資銀行―日本に大変化が起こる

投資銀行―日本に大変化が起こる 人気ランキング : 14276位
定価 : \1,418
販売元 : PHP研究所
発売日 : 2006/05/01
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : \1,418

オススメです

投資銀行って日本ではあまり馴染みがありませんが、これからの金融を知る上で必要不可欠な一冊だと感じました。
投資銀行がどのような仕事を行ってるか、一日の様子を物語り風に書いてある部分もありビジネスマンだけではなく、
これから金融業界を目指す学生さんにもオススメしたい本です。

筆者は、日本興業銀行から外資金融で活躍された方で、日本の金融業界のあり方の問題点も鋭く突いています。
日本の銀行も時代の変化に合わせていかなければならないのではと感じました。

日本の銀行勤務者にお勧め

興銀を経て外資系証券会社を渡り歩いた著者による。

日本の銀行に対する指摘には痛烈なものがある。たとえば、
?日本の銀行には、人にアドバイスする以前の問題として、「企業価値とは何なのか」「どうしたら自分たちの企業価値をあげることができるのか」を真面目に勉強してほしい。
?グローバルな視点も情報も欠けている。
?トップレベルで緊密なコンタクトを持ち、経営相談にのるといった域にまで達していない。?海外の会社と日頃からトップレベルでコンタクトを取っていないことには、まともなM&Aのアドバイザリー・サービスなど提供できるはずもない。
?マーケットの知識、とくにグローバルな投資家の視点が身についていない。

日本のメガバンクも、投資銀行業務に注力すると言って久しいが、著者の語る投資銀行とはだいぶイメージが違うようだ。著者の言う投資銀行は、日本では証券会社。
日本の銀行がそれに近づく必要は必ずしもないと思うが、違いは違いとして認識する為、日本の銀行に勤める人たちや金融希望の人たちには一読の書だと思います。

投資銀行に就職希望の学生にオススメ!

著者はきら星の如き有名外資系投資銀行のマネージング・ディレクターを歴任されていただけあって、非常に洗練された頭脳の持ち主であるように感じる

日本国内の金融機関に対してたいへん厳しい姿勢を貫いているが、外資系投資銀行の業務に向かう姿勢、その厳しさを考えれば痛罵されてしまっても文句はいえないのかもしれない

本書では投資銀行が求める人材についてあくまで抽象的ではあるが説得力を持って述べられており見るべきものがあったと感じている
その点からいえば、とくに新卒もしくは第二新卒で投資銀行を就職される学生その他の方たちにぜひオススメしたい!

本書はいわば外資系銀行を肯定的に捉えたものであるので、少しシニカルな視点で外資系投資銀行について知りたい方はマイケル・ルイスの名著”ライアーズ・ポーカー”を一読されたい!

翻って国内の金融機関(とくに都市銀行、証券会社)に就職希望の学生にとっても非常に有益な書であると思う
というのは、いかに現状において日本の金融機関が世界標準から遅れをとっているかが表面的にかもしれないが分かるだろうから
その事実を知っても各人が日本の金融機関の組織変革の一助を担いたいという方が出るならばこの国もまだまだ捨てたものではないのかもしれない

投資銀行の仕事がよくわかった。

投資銀行とはこういう仕事をしているのか‥という事がよくわかった。また、制度や業界システムを熟知した者のアドバイスが対価を得られることも良く分かった。

邦銀が投資銀行になる無理

投資銀行は日本の「銀行」とは違い証券会社そのもの。日本の銀行は「投資銀行業務」に経営資源を集中し「手数料収入を増強」する、と、10 年もしくはそれ以上前から念仏のように唱えている。そもそも、商業銀行と投資銀行の違いがわかっているのか?  わかっていない人にはこの本を読む価値があると思う。
参考になったのは、プレゼンするなら徹底すること。中途半端に「これはお客様のため」と提案しながら、手数料を物欲しそうにしている姿を見透かされるようでは、看板に泥を塗っているとしか言いようがない。  
投資銀行を拝金主義というのであれば、自分たちがしていることは何なのかよく胸に手を当てて考えて欲しい。

本書の内容はきわめて初級編ではあるが、投資銀行の誤解・先入観を解くには良書と思う。特に勘違いしている金融機関従業員にはぜひ読んで欲しい。