投資信託にだまされるな!?本当に正しい投信の使い方 人気ランキング : 533位
定価 : ¥ 1,575
販売元 : ダイヤモンド社
発売日 : 2007-04-06
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 1,575
既存証券会社・銀行関係者が読んだら怒りだすかも?!

投信を始めようかどうしようか迷っている人に、一読をすすめます。前半では、既存の銀行や証券会社が販売している投信の罠について述べています。要約すると、「手数料の安く、信託報酬も低いネット証券で、インデックス投信を買う」でしょうか。既存大手のかたが読まれると、気分を害されそうな内容です。

大筋は、勝間和代さん著「お金は銀行に預けるな」と符合していると思います。この本では、どこのサイトから、どの組み合わせの投信がおすすめかのメニューまで提示してくれています。そのまんま買うこともないでしょうが、具体的な例示は大いに参考になると思います。

当たり前のことがやさしく書いてあることの意義

本書の内容の本質を一言で言うと「コストの高い投資信託は買うな」ということ。
さらに付け加えると、資金の投入時期は分散し、異なった性格(アセットクラス)の商品を組み合わせた方が一般的に考えてリスクは下がる、という当たり前のことが書いてあるだけ。
「だけ」だが、本書の読者対象を考えればその意味は大きい。逆に言うと、既にこうした知識がある人にとってはほとんど無意味であり、細かい点を指摘しようと思えばつっこみどころもある本という印象。

初心者投資家向けの必読本

投資信託は金融機関の儲けになり投資家の儲けにはならない商品であることが
白日の下にさらされている。すべての投信がだめだというわけではなく投資家
にとって搾取されない投信を選ぼうという趣旨で書かれている。私たちが誤解
している投信の仕組みや選び方も親切に投資家保護の視点から解説しているのが
良心的だと思った。

欲をいうと投信自体のリスクについてもう少し具体的な話が聞きたかった。

投資を始めたいという初心者にとって必読の書といえるのでは。

初心者は読んでおいて損はない

初心者にとっては読んでおいて損はない書籍です。

ノーロードで、信託報酬が安く、インデックス連動タイプ、細かく配当もらうより最大限複利の効果を得られるものを選びましょう。などという主張で書かれていますが、どれもこれから勉強する初心者にはいいアドバイスのように思います。

惜しいのは、本文では「ファンド オブ ファンズは信託報酬が高いなどの理由で駄目」と切り捨てているのに、この本が完成した頃にセゾン投信の「バンガード・グローバルバランスファンド」が発表されたらしく、急遽コラムという形で「セゾン投信のファンド オブ ファンズは運用状況がよいようであればオススメ」と追加されており、ちょっとチグハグ感を感じるところ。それにより全体の主張がちょっとぼやけています。

こういった書籍は鮮度命ですね。迷っている方は早めに読まれる事をおすすめします。

じっくり投資をはじめよう

本書を読むまで、投資信託って一方的で選べない闇鍋のようなものだと
思っていたのですが、実は選び方次第で結果は良くも悪くもなるのだな、
という思いに変わりました。

本書は何から手をつけたらよいかわからない投資信託初心者向けの内容
でありながら、すぐに行動に移せる具体的な記載があり、またなぜ
分散投資が大事なのか、買いっぱなしにしない(リバランス)の必要性など、
投資をしていく上での大事な点にもきちんと触れられています。

限りある資産ですのできちんと勉強して大事に運用していきたい、
と思うきっかけになりました。
星5つでも良いのですが個人的にはもう少し専門的な内容が知りたかったので星4つで。