臆病者のための株入門 (文春新書) 人気ランキング : 487位
定価 : ¥ 788
販売元 : 文藝春秋
発売日 : 2006-04
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 788
最後の最後に、、、、

本書にはどこにも結論めいたものがありません。
著者の言いたい結論?!は最後の最後に出て来ます。
最後の最後に著者が告白しています。
いや、わざわざ告白してくれています。
まさに本書は、
最後まで読んで、
ふたたびまた最初から読んでみて、
そして最後をまた読んで、
読者自身がどう思うか?
そういう本です。
投資は面白くもあり、勉強にもなりますが、危なくもあります。



儲けたければ、これを読め

良書です。株はギャンブルであるとか、短期投資はゼロサムかコストの分だけマイナスサムゲームであるとか、シンプルに本質が明らかにされてあり、読んでいて気分がいい。この著者の文章はいきなり結論が出てくるので、イライラしなくて済むと思います。この方、ちょっと危険なヒトですね。理論の解説があったかと思えば、著者本人の体当たり的投資(投機?)実践の経過が披露されてあったり、飽きさせません。もっと教科書的にお上品に金融リテラシーを身に付けたい方には、勝間和代さんの本がいいかもしれません。ただし、橘氏のほうが断然面白いと思います。
で、結局、経済学的にもっとも正しい投資法はインデックスファンドな訳ですが、こうした投資に関する書物を読んで、みんなが賢くなるとリターンが小さくなるのではと心配することがあります。でも大丈夫。JRAや宝くじや生命保険のコマーシャルが流れ、今夜も煌煌とパチンコ屋のネオンが光っている限り、カモは絶えることがない。(←くやしいと感じたら、あなたにお薦めの本ですよ)

投資に興味はあるが尻ごみしている方にお薦めしたい

 本書は「投資をしたいけど、リスクもあるし」と尻ごみしている方にお薦めしたい。

 書店を覗けば、入門書の類が沢山あり、顧客の金融会社でも囲い込みのため様々な無料セミナーが開催されている。何を信用していいのか分からないというのが初心者の心理だと思います。

 本書では、様々な投資方法が書かれており、リスクの大小など分かります。一度客観的に物事を知るためにもこのような幅広い事実を掲載した入門書を読むと知識が増しよいと思います。

結論がインデックス投資か…。

株式投資は、兜町のプロの相場師でも無職のジェイコム男に負けるような偶然のゲーム
である。ファイナンス論では、あれこれ考えて投資するのとサイコロを振って投資しても
たいして成績に差がないことが立証されているのは有名な話だが、どうしてもそこに技術
やコツで「自分なら賢く出し抜いて儲けられる」と錯覚してしまう熱い投資家が、今一度
冷静になって客観的に株を考えるうえで好ましい書である。

偶然のゲームを続けると、必ず手数料分だけ最終的に損をするらしい。
後半で少し銀行の金融商品のまやかしにも触れているが、胴元が必ず儲かるようにゲーム
参加者は手数料を払わされていることを肝に銘じなくてはならない。
それでも著者が言うようにインデックス投資が最も望ましい投資法だと頭で理解できても、
面白みに欠けるからそうはしたくない、と考える投資家は、投資というよりゲームを楽しんで
いるという心構えと割りきりが必要であろう。それを知っているだけでも大ヤケドをせずに
済むかもしれない(自戒)。

投資を行うときに知っておくべきこと

橘氏の作品はこれまでにマネーロンダリング入門、雨の降る日曜は幸福について考えようを読み、これが三冊目です。どの作品も独特の視点で経済の仕組みを説いてあって面白く読ませてもらっています。

本書は、株取引や投資をやったことがない人に対してその仕組みを解説しています。株はその世界を知らない人にとってはうさんくさいと思われるものであったり、株をかじっていてもどういう仕組みで儲けられるのかわかっていない人は結構多いと思います。そういう人のために株がどういう仕組みで動き、儲けや損がどうして出るのかを教えてくれます。デイトレードで大儲けした話やライブドア事件の解説は楽しみながら読むことができます。

「儲けられる投資方法」が書いてあるわけではありませんが、書店でよく見かける「株入門の本」にはあまり書かれていない株についての重要で根本的なことが記されています。これから投資を始める人にはお勧めしたい一冊です。